こんにちは、MUKUです。
ニューヨークで歌の修行をした、洋楽専門ボイストレーナーです。
たくさんの人に楽しく洋楽を歌ってもらいたいので、初心者さんにもなるべくわかりやすい記事を目指しています!
私はネイティブのEnglishスピーカーではないです。
だからこそ日本人が苦手なポイントを細かく見つけることができると思います。
私の英語の発音レベルはネイティブではないけどネイティブに近いそうです。
お手本としてたくさん録音したので、ぜひ参考にしてみてください♪
今回は日本人には難しい「R」の発音の攻略法を、Bette MIdler (ベッド・ミドラー)『The Rose』という曲を使ってご説明します。
R の舌の巻き方
Rは舌を巻くというのは当たり前に知られているのですが、結構巻きすぎている人が多いです。
図のように舌先を少し持ち上げるか、舌を巻かずに1cmほどひっこめるだけでも成立します。
まずはこの舌の形をキープしたまま「ウー」っと言ってみましょう。
Rは音が大事なのでサンプル音声を聞いて、音色を真似してくださいね!
Rと母音とくっつけてみる
Rで舌を巻いたら、母音とセットで発音します。
舌が戻る際、舌先が上あごに触れるとLの発音になってしまうのでご注意を!
Ra
Re
Ro
Ri
Rから始まる単語は「う」の唇から
Roseのように単語の初めにRが来るときは必ずウの口から始めます。
『The Rose 』に出てくる頭にRがくる単語で練習してみましょう!
Rose
River
Reed
Razor
Road
Remember
単語の最後にRがくるとき
次に単語の語尾についているRは日本語で言う「ー(伸ばし)」の意味合いが強いです。
なのでしっかり舌を巻くのではなくちょっとひっこめるだけでOK
伸ばしている間は口はほとんど開けません。
ちょうど「う」の形でキープです。
『The Rose』の歌詞にでてくる語尾Rの単語で練習してみましょう。
River
Tender
Razor
Your
Hunger
Flower
Never
Remember
Winter
Bitter
単語の途中にRがくるとき
最後にRの位置が単語の途中にある時の発音です。
気を付けたいのは単語全部を舌を巻いて言わない事。
舌を巻く必要があるのはRとその先の母音までです。
『The Rose』の歌詞に出てくる途中Rの単語を洗い出しました。
スペルを確認しながら練習してみてくださいね。
Drown
Afraid
Breaking
Learn
Dream
Strong
Spring
最後に
Rの発音で大切なのは舌を巻くことよりも音色です。
日本語にはないので難しいですが、Rは声が共鳴しやすいので歌うととても奇麗に聞こえます。
洋楽のシンガーの声の良さはRの発音に秘密があるのです。
ぜひRを克服して洋楽を楽しく歌って下さいね ♪
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